明日はそこにあるから

担当の片方は留学し、もう片方はジャニーズを辞めました そんなジャニヲタの明日とは

コンサートで初めてメモ取りに挑んだお話

Hey!Say!JUMPのコンサートツアー『I/Oth Anniversary Tour 2017』が15日をもちまして終了致しましたツアー完走本当にお疲れ様でした!!!

私も運良くオーラス一つ前の公演に入れることとなりまして、ツアーが始まってから約2ヶ月首をイギリスあたりまで長くして待っていた訳なのですが、いやぁ便利が過ぎる世の中。今はネット(Twitter)で公演毎の詳細なレポが終演後!即座に!!流れるのですね!!!これまで趣味に一切Twitterを使ったことがなく、JUMP垢のTwitter歴僅か3ヶ月のド素人はこのレポ祭りにいのちゃんのバック転ぐらいひっくり返りましたよ。しかもどのレポもとんでもない細かさ、よくそんなところ見てるなというところまで教えて下さっていやこれもしかしたらコンサートに入るより詳細にいろんなこと知れるんじゃないかと思ったりもしまして。実際昨年初めてJUMPのコンサートに入った身としましては、9人居るもんだから至るところに見所があり過ぎてどこ見て良いか判らん上にそもそも自担がどこに居るのかすら見つけられない超ミラクルウルトラハイパーどんくさオバさんになってしまい、結果地蔵に変身というとんだ失態をかましたものです。なので皆様方のレポには只々感服し、もう私全ステしましたよみたいな満足感に我が物顔で浸っていたのですが……。

…………………………

不意に思った。いくら私が超ミラクルウルトラハイパーどんくさオバさんだとしても、それでも皆様記憶力良過ぎかよではないか?????

皆様脳みそに記憶を留められるICチップかなんか埋め込まれているのか?????

そもそももうコンサート入る時ICチップは脳みそに埋め込むという規約なのに、永遠の新規の私にはその案内が来ていなかったのか????

それとも年齢制限でオバさんには埋め込まないのか?????それとも……

 

 

 

あっすみませんまた妄想という奇行に走っていました(提供:ゆーてぃ)

とまぁ皆様の記憶力を不思議に思っていた次第だったのだが、あるブログの記事を読んで成る程と合点がいくこととなる。ここに引用させて頂きたい。

jetstarmine.hatenablog.com

 

 

ICチップじゃなかった(しつこい)

こちらの記事には公演中のメモ取りのノウハウが記されており、ド素人オバさんはほうほう、こうやって皆様はレポを迅速丁寧に流すことができるのかと感銘した…と同時に、沸沸と別の感情が沸き上がってきた。

ワシも(コンサートの内容を)インプット(してレポに)アウトプットしたいんじゃ……(cv.千鳥ノブ)

この感情が沸き上がったのには理由がある(いきなり私の中の隠されたノブが表出しだしたのには特に理由は無い)先程述べたようにこのツアーの間、JUMP担の方々の臨場感たっぷりのレポを読み漁り、あたかも現場に行ったかのような満足感を得ることが出来た。北海道10/15 1部に入れない方々のうちの一人にでも需要があるならば、今度は私が、自らが受けた喜びの恩返しとして拙いながらもレポを流したい。しかし脳みその退化が一分一秒の間に進行している当方、記憶を留めておくことはICチップを埋め込まなければ到底無理。そこで導かれた答えはこのメモ取り作戦である。しかしメモ取り処女で尚且つ速筆でも無ければサッサと絵が描ける訳でも無く反射神経が良い訳でも無い寧ろ悪いと見るからに悪条件が重なりまくり全くメモ取りに向いていないステータスの当方。恐らく公演中の全ての時間をメモ取りに費やすとJUMPが全く堪能出来ずに終了し山田氏から「バッカじゃねーの!」等最上級の罵りを頂戴する(それはそれで良きだが)可能性があるため、メモ取りをするポイントを絞らねばならない。また上で紹介した記事には、公演中にメモを取ることについては否定的な意見もある(それはそうだ。JUMPを観に来ているのであって書きに来ているのではない)が故、TPOに応じて!というアドバイスも記されていたため、MCと圭人りん(とりん)に関するの要所のみをメモにするというマイルールを設けて臨むことに決めた。

さて、人生初挑戦となった(この歳で人生初挑戦というのも中々無い。常に新しいことに挑ませてくれるJUMPよ、もう貴方達は私の生涯学習のパートナーです死ぬまで宜しくお願い致します)メモ取り。僅かながらのコンレポと併せて経過を振り返ってみたい。

 

【12時〜開演】

一応何が起こるか分からないので開演前からペンとメモ帳を握り締めていた私。砂時計の砂が落ちUMPのイントロが流れ会場内が地響きのような悲鳴と拍手で埋め尽くされる中、両手が塞がっているために早々に地蔵と化してしまった。そして早速衝撃的な事件が起こる。f:id:echichi56:20171017111450j:image晒すのも憚れる程の雑さから伝わる「手元を見ないでメモを取ることの難しさ」もさる事ながら、よくよく読んでみると「ひかがやぶにチュー」「やまのピアスゆーとさわるちょんちょん」………圭!人!く!ん!以!外!の!事!書!か!な!い!っ!て!決!め!た!よ!ね?????(出展:終演後メモを見た時の自分)目の前にJUMPが登場した事により一瞬で冷静さのHPが0になった私は、頑なに決めていたマイルールを僅か開始5分で破ることとなってしまった。2017年意志薄弱選手権にエントリーすれば断トツの優勝である。下の方に「ひだりめのしたタトゥー」とお情け程度の圭人りん情報が書いてあるのがまた泣ける。

さぁメモ取り珍道中は最初から波乱の幕開けとなってしまった。DCTは確か花道を通ってバクステまで来たのを肉眼で確認したかった為かメモは無い。シャドーボーイはセンステ。光くんが近かったので光くんばかり見ていたらしくこのメモが残されていた。f:id:echichi56:20171017120808j:image絵心が無いのは百も承知の筈だったのにも関わらず訳のわからない絵を描いているところに現場のテンションの恐怖を感じる(尚且つまたルールを易々と破るあたりのポリシーの無さ)センステで続くウィーケンは結構がっつり踊っていたのでダンスをしっかり見れば良かったものの下手にメモ帳を握り締めていたばっかりに何かメモしなければという焦りで山田氏の「スウィートアンサー」を見逃すという暴挙をやらかした。こういうことを本末転倒と云うのである。そして「スウィートアンサー」と引き換えに得たメモはこちら。

 f:id:echichi56:20171017133532j:image「RAP大ちゃんをえがおでみるけーと」……メモしなくてもこれくらい覚えとけよ自分よ…スウィートアンサーの価値と全く割りに合わねぇ……(情けなさで自害しかけた)さらにセンステでビバナイ。確かここでハッと我に帰りもっとしっかり圭人りんの挙動をストーキングしなければと思い直したものの、自分の側からは圭人りんの後ろ姿しか見えなかったためここは一旦諦めてメモ帳を座席に置いてメンバーの名前を声帯が千切れるまでコールした。その後のラブモは7が居なくなりいよいよSweet Liarか……(ごくり)と動悸が襲ってきたので記憶が消えている。が、期待感からか座席に置いたメモ帳をおもむろにまた準備したらしい。Sweet Liarのメモはしっかりと残されていた。f:id:echichi56:20171017134514j:imageメンステだったので前半は確か双眼鏡を覗きつつメモを取りつつで「シチュエーション」と書きたかったのに正しく書けていないなど自分のキャパを明らかに超えてパニック状態になっていることが読み取れる。下のメモは字の丁寧さが他に比べてマシなことから、曲が終わってから書き足したものと思われる。上のメモを書き終えた時点でメモと双眼鏡の両立は無理(しかも曲が曲だけにフラつきも追加される)だと判断し、双眼鏡のみに切り替えたのだろう。曲終わりに書いたことによっていつもよりは冷静にメモ出来そうなところ、締めに記された言葉が「えっち」だった事実には未だに愕然としている。続くBESTのスタートデイズも出だしの自己紹介が面白かったのでゲラゲラ笑いながらメモしたが笑って震えていたのか全く読めないので割愛する。そしてメンステのとりんセッションのメモはこちら。f:id:echichi56:20171017141013j:imagef:id:echichi56:20171017141023j:imageこの辺りからマイルールを思い出したのか圭人くんへの感情の荒ぶりをメモにぶつけている感が凄い。ある程度ギタリスト圭人の様相をメモにしたためた後は双眼鏡でギタリスト圭人を舐め回すように鑑賞し、そのままスタタイへ。スタタイはじっくり聴きたかったので何も持たずに聴き入っていたのだが、スタタイの後半、私の真横にあった紙吹雪の大砲から尋常じゃ無いほどの紙吹雪が発射され、ホワイトアウトさながらに何も見えなくなった上その状況が異次元でスタタイ感動の余韻が全てぶっ飛んだ。どのみちJUMPは紙吹雪のゴールド(シルバー)アウトで姿が見えなかったので今の内にこの気持ちを残しておこうと思いサッと書いたメモがこちらである。f:id:echichi56:20171017141301j:image失った感動をねじ込みたくて最後に無理やり「山田大ちゃん泣いてた?」と入れているところが切ない(おそらく泣いていない)そんな最中From.が始まる。スタタイ紙吹雪の衝撃が未だ冷めやらぬ状況だったため気がそぞろになっており、自分の座席とは反対側の外周を歩くJUMPをボーッと鑑賞。バクステのキミアトは後ろからのアングルが珍しかったし前からの絡みはよく見えなかったので引き続きメモ取らず肉眼で鑑賞。今回の一人一人の台詞は「うー!圭ちゃんです♡(横ピースで目を囲む)」(ここの圭人さん一人だけ低音ボイスでカッコ良かった失神した)だったのだが、最後のちねたんの「キミはいったい何ちゃん?」が面白かったのでメモをすかさず取り出した。f:id:echichi56:20171017142343j:imageその後スクガでこちら側の外周に来たのでメモをうちわに持ち替えビバナイで千切れた声帯をさらに引き千切って圭人さんの名前を呼んだらこっちを見て手を振ってくれたような気がしたので、この人生過去最大級の幸福を物で残しておきたくてメモ(下のところ)。その時は白目向いていたので記憶が消失していたが後からメモを見るとあーあれはスクガの時だったのか……と判明したのでこのメモ取りは良い判断だったと云えよう。その後メンステで我Iをやったようだが白目継続中で記憶無し。ここでMCに突入。MCは座って書けるし難易度としては今までに比べれば星一つだろう……くらいにペロッペロに舐めてかかっていたら痛い目に遭った。兎に角展開が早すぎるし誰が喋っているのかが全くもって判らない(これは私の聴力が著しく低いことにも起因している。どこかの記事でも書いたが私は9人の声が未だに聴き分けられないのだ(致命的)ハッキリ分かると断定できるのはいのちゃんの声だけである)なのでほぼニュアンスで何とかメモ出来るところだけしたが、困ったことに内容がまたボリューミーで面白いが過ぎたのもあってケタケタ笑いながら要所だけをメモするのは初心者には荷が重すぎた。MCだけに何ページも消費し、こんなにコンサート中に紙を無駄遣いしてエコと真逆を行くオバさんは日本全国いや世界でも私たった1人かもしれない……などとトンチキなことすら考え始めた。聞き逃したところは隣にいた同担拒否極強火山田担の妹に聞いたが、山田様しか見ていないようで全く役に立たなかった。MCの見方も100人居れば100通りなのである。

(MCのメモ一部。これの5倍くらいあるが内容は無いしまず読めない。展開についていけず追うのを諦め途中で✖️をつけている箇所もいくつか)f:id:echichi56:20171017152213j:image

MCでどっと疲れたのとここからは演出とダンスパート、お手振りメドレー等が続いたのでしばしメモは休んで双眼鏡とうちわを交互に持ち、記録しておきたいここぞ!という箇所のみメモ帳を持つという作戦に変更した。後から見てみるとこの後半部のメモは2枚のみだった。前半とのメモにかける情熱の落差が我ながら芸術的だと思う。相当MCで心折れたのだろう。その珠玉の2枚がこちら。

f:id:echichi56:20171017143333j:imagef:id:echichi56:20171017143345j:imageI/Oの衣装が好き過ぎたというのも相まって、落ちサビでジャケットプレイをかましてきた圭人さんにKO(メモの上部にもKOと書いてあるがこれは圭人さんの衣装のジャケットのバックプリントがKOだったので書いただけだと思われるが結果ダブルミーニングになった)された一枚。そしてもう一枚はヴァンパイアの前に流れた映像の、吸血鬼に扮した9人の写真くれと書いてある。本当にこのヴァンパイアの映像には脳みそ沸騰した。絶対に円盤化してくれないと発狂して精神科に入院することになる(断定の助動詞)注目すべきはその下の絵である。絵が下手くそ芸人が苦手な絵を描いてでも残しておきたかったもの。それは!髙木さんの髪型であった。黒髪前髪上げでこの世のお方とは思えない程のイケだったのである。私の初めてのメモ取りはこのイケ髙とともに幕を閉じたのであった。

 

 

 

【総括(改善すべき点)】

・MCと圭人りん(とりん)に関するの要所のみをメモするというマイルールを早々に逸脱してしまったが、全てのポイントをメモするのはやはり不可能なので、うちわ、双眼鏡とのバランスを考えた方が良い。具体的には、メモは余程のことがない限りは自担に関する事柄のみにすること。遠いステージにいるときは双眼鏡やモニターで鑑賞。近くで挙動が見えるときにはメモOK(但しC&Rや盛り上がるところなどはきちんと参加するメリハリを忘れずに)ファンサ曲で近くに来たらうちわ。というようにしっかり使い分けないとキャパオーバーで大パニックに陥る。そうしないと今回のように前半で息切れする。座席は今回はアリーナだったが、スタンドだとまた少し違う点があるかもしれない。

・MCは言葉全部をメモろうとしない。欲張らない。誰が喋ったか判るところだけ、本当に面白いところのみ、要点となる言葉だけをメモする(だがこれが難しい。こればかりは経験を積むしかない)

・いろいろと改善点はあるが、メモ取りは(というかメモを後から見返すのが)面白い。メモを取っているときは無意識に近いので何をメモしたか覚えていなかったが、後から見返すとコンサートの記憶と自分の感情がリアルに蘇ってくる。元はといえばレポを流したいという理由で取り組んだメモ取りであったが、結果的には自分自身にとっても大いにメリットがあった。メモ取りには賛否両論ある旨は前述した通りだが、これからもTPOを守りつつコツコツと続け、自分のメモ取りのスタイルを確立していきたい。私の生涯学習のテーマが、ここに爆誕しましたありがとうございました。

 

 

(リアルおばあちゃんになってもメモ取り、ボケ防止にいいと思うんです……ほら、JUMPも腰が折れるまでアイドルでいてくれるらしいし……50年先でも僕らは一緒だ!(そういう意味ではない))