明日はそこにあるから

担当の片方は留学し、もう片方はジャニーズを辞めました そんなジャニヲタの明日とは

TVサイズのパート割から見るJUMPの歴史と今のお話

圭人担の皆様、いや、JUMP担の皆様引き続き息出来てますか??10周年yearさんがいよいよ本領を発揮して参りました。個人仕事はもちろんのこと(個人的に光のゴチになります楽しみ)VS嵐に全員で出演、うるじゃん7ちゃん集合ベイじゃんBEST兄さん集合雑誌の表紙もいくつか……極め付けは岡本圭人さん、AERAにインタビュー掲載!!あの高尚な雑誌にインタビューされるとかしかも英語関連とかもう圭人さんここにきてお仕事の幅広げまくってて全国のママが号泣してるじゃんかYO!!!ああなんて罪な圭人さん……。これ今年中に世間に見つかるやつだな。とにかく今確実に世間は圭人さんに追いつきつつある!!!(150デシベルの大声)そんな最中にけとぺの更新まであって国民全員が楽しみにしているあのH.our time(作曲:岡本圭人)の作曲の件は自分から打ち合わせで申し出たとな……もうママが付き添わなくても一人で何でもできるのね。意見があるときはお隣の山田くんに耳打ちしていた子が…これが子どもが巣立っていくときの心境……圭人さんにはファンにお母さん心理を植え付ける日本唯一の母性底上げアイドルという称号を差し上げます。

おっといつものように話が逸れまくっている失礼。とりあえず今岡本圭人さんが無双し始めてますよというお話でした。ともかく10周年yearさんが本気出してきたのってあの歌番組3連発くらいからだと思うんですよ。ええ我が家も毎日延々と今日は髪型ピチッのテレ東かな?今日はセンターの圭人さんが観たいからMステで。今日はシャッフルメドレーで大勢の中の圭人りんを愛でようなどとリピが止まらないPrecious Girlでございます。そんな中、一緒に歌番組でのPGを観ていた山田担妹が呟いた。「今回山田あんまり抜かれないな…」ん???(一時思考停止)私が圭人りんたくさんカメラに抜かれてる!ウキャウヒョホゲーとなっているところにあまりにも反比例した発言である。しかし確かに冷静に考えてみると、今までの歌番組よりPGは山田の出番が少ない?相変わらずセンターで皆を引っ張ってくれてるがずっと映っているわけではないしずっとセンターにいる訳でもない。でも隣の山田担が言うように、前はもう少し山田さんよりだったような……(得意のモヤつき発動)ドドドドド新規のJUMP担、何も知らないんだからこうなったら過去を調べるしかねぇ!(急な江戸っ子)という見切り発車の元、これまでの楽曲のパート割は如何程になっているのか調べてみることにした。しかしJUMPのパート割問題についてはすでに考察なさっている方がいたので(読ませていただき非常に感銘を受けた)今回は別のところに重点を置きたい。

PG歌番組3連発の際、圭人さんがかなりカメラに抜かれたため圭人さんを知らない人々にも浸透したというツイをかなり見かけた。やはりTVの力は大きいのだ。では何故圭人さんが多く映っていたのか。その答えは単純明快、割り振られた歌のパートが多かったためである。圭人さんがメロのあるソロパートを初めて貰った楽曲はRWMだという。しかしそのソロパートは2番の歌詞なのである(注:ラップ部分は一言パートが当たっているのでRWMに関してはTVに抜かれてはいる。一瞬だけど…涙)TVには尺というものが存在するので、2番、ましてやフルで楽曲を歌わさせてもらえるのは非常に稀なことだ(そう言った意味ではこの前のMステは尊い)大抵の番組で楽曲を披露する際はAメロ→Bメロ→サビ→落ちサビ→大サビで終わる。という事は、この間に歌パートがないとカメラに抜かれる回数は必然的に少なくなる。圭人さんは折角パートを貰ってもそこはTVでは歌わないでしょという事がこれまで多かったように思う(これはコンサートでもそう…だからなかなかDVDで歌ってくれない)しかし最近はどうだ。最近の岡本無双の裏にはもしかしたらいわゆる歌の「1番」を任されている事による無意識的なTVの露出が一役買っているのでは!?!?という仮説の元、今回は「TVサイズ」でのパート割を検証していきたい。

 

【検証方法】

・楽曲の対象は今までのHey!Say!JUMP名義のシングル曲(両A面の場合どちらも) 

・基本的にはTVサイズとなる「Aメロ→Bメロ→サビ→落ちサビ」のパート割を検証。最後の大サビは最初のサビと同じ場合が殆どなので割愛する。全員で歌っているパートも割愛する。ラップが入る場合、このラップはTV披露の時に歌っていたと判断した場合はカウントする(楽曲によっては映像が残っておらずTVでどの部分が歌われたのか判明しないものもあったのでそこは想像です。あしからず)

・ソロパートに限らずユニゾンで歌っているものもカウントしていく(TVでは映る可能性が高いため)ただしBESTと7で別れて歌っているものは引きで撮られることが大半のためカウントしない。

・出来るだけ正確にカウントしたつもりだがいかんせん脳みそが暑さにやられたオバさんのすることなのでミスが有ると思う…いや有る(断言)大目に見ていただけると有難き幸せ。2人が交互に歌うところなど細かいパート割は端折っています。

 

なお、視覚でも把握しておきたかったので、回数関係なくその楽曲でパートが当たっているかいないかを表にした。だがこの表、PCで作るつもりが只今休職中の衰えた身体がせっかく仕事休んでいるのにPCなぞ開くなという謎の信号を発したため、アナログ感満載の手描きになっております。お見苦しい点をご了承頂きたい。表はこちら。f:id:echichi56:20170714093523j:image

 それでは詳細を見ていこう(カッコ内はタイアップ)

【パート割模索期 2007〜2008】

Ultra Music Power(バレーボールW杯応援ソング)
ゆと→7→やぶひか→いのありたか→やま→ちね→ありたか→やぶいの→(ひかラップ)→ちね

Dreams Come Ture(バレーボール最終予選応援ソング)
やぶやま→たかゆと→ちね→やぶひか

Your Seed(映画カンフーパンダ主題歌)
やま→ちね→ゆとけと→7→たか→いのあり→やぶひか→B→やまたか→B→7→やまたか

冒険ライダーお台場冒険王イメージソング)
やまたか→B→7→やぶひか

 

初期はまだ個人タイアップもなく、パート割もBESTと7の歌い分けを多用するなどまだこれといってグループの色が出来上がってない感が強い。山田さんの安定感はこの頃からだが、雄也さんが意外と奮闘している。ごくせんの影響で人気が高かったので抜擢されたのであろう。やぶひかは落ちサビを担当することが多かった。縁の下で支えるというグループ内の役割とも一致している。圭人さんデビュー曲は出番皆無。Jr.経験殆ど無しなので仕方ない。しかし3rdシングルで一言ラップ?早口パートを任された(とりんとりんで!)おめでとう!!ラップの要素が入る曲は細かいパート割が出来るので、大人数のグループに向いているとも言える。初期に全員の出番があるのはこのYour Seedのみ。

 

 

【タイアップ連動期2008〜2015】

真夜中のシャドーボーイ(やまありゆとちね出演ドラマスクラップティーチャー主題歌)
やまありゆとちね

瞳のスクリーン(やま主演ドラマ左目探偵EYE主題歌)
やま→ちねゆとたか→ありやぶひか→やま→やまちねあり→ありやぶひか→やま

ありがとう
やま→あり→ちね→やぶ→ゆと→やぶ→ひか→ゆと→たか→ちね

OVER
やま→ちね→たか→あり→やま→ちね→ひか→あり→ひか→あり→7→B→やまちねあり

Magic Power(やまちね吹き替え出演映画スマーフ主題歌)
やま→ちね→やまちねあり→やぶたか→やまちね→やまちねありたかやぶ→やま→ちね

SUPER DELICATE(やまゆと出演ドラマ理想の息子主題歌)
やまゆと→やまちね→ありひか→やぶたか→やま→ゆと→やまゆと(やぶひか)

Come On A My House(全員出演バーモンドカレーCMソング)
やまちね→ゆとけと→ありいのひか→やぶたか→ちね→やま

Ride With Me(やまあり出演ドラマ金田一少年の事件簿主題歌)
ありひか→たか→ありひか→ゆと→ちね→やぶ→ひか→けと→7→B→やま→あり→やぶ→ちね→ちね→やぶ

Aino Arika(いのひか出演ドラマダークシステム 恋の王座決定戦主題歌)
ひか→いのひか→ちね→やぶ→あり→やま→たか→やまひか

愛すればもっとハッピーライフ(全員出演バーモンドカレーCMソング)
ちね→やま→ゆと→ひか→やぶ→たか→あり→7→B

ウイークエンダー(ありやま出演ドラマ金田一少年の事件簿主題歌)
やま→ありひか→やま→ありひか→ゆと→ひか→ちね→やま→あり→ひか→けと→やぶ→やま→いの→たか→やまあり

明日へのYELL(やまたか出演ドラマ水球ヤンキース主題歌)
ゆと→やまたか→ちね→ひか→あり→ゆと→やま→ゆと

Chau#(全員出演ブルボンアーモンドキャラメルポップコーンCMソング)
ちね→やま→ゆと→あり→ひか→やま→ちね→あり→いの→やま→あり→やま→ちね→ひか→あり

 

この頃から自分たちの仕事とタイアップが連動していく。基本的には個人仕事の場合は出演者が歌い出しなど要所を担当するパート割となっている。この時期のポイントとなる楽曲はカモナであろう。全員出演するCMで自曲との初めてのタイアップ。ここで圭人さんが2度目の登場(またとりんとりんで!ありがとう裕翔面倒見てくれて…)最近の楽曲でよく見られるペアでのパート割のパイオニア的存在がカモナであった。パンチのある楽曲なので、全員売りに勝負をかけた感はある。続くRWM、ウイークエンダーもラップ曲なのでおおよそ皆さん出番有り。ただせっかくカモナで均整のとれたパート割になったにもかかわらず、同じタイアップの愛すれば〜はいのけとが外れる結果に。この辺りは理由がアリ岡かナシ岡かはわからないが、圭人さんについては思い当たる点が無きにしも非ずなので後述したい。その後もChau#まではポツポツとパートがないメンバーがいる。この時点では何が何でもTV披露時に全員(特に圭人くん…)を歌わせようという気概は感じられない。

 

【全員売り出し期 2015〜】

我 I Need You(全員出演リトルトーキョーライフテーマ曲)
ひか→あり→ちね→あり→ちね→いの→ゆと→けと→たか→やま→あり→いの→あり→ゆと→やま→たか→やぶ→ひか→あり→ひか

キミアトラクション(全員出演コーセーソフティモCMソング)
ちね→ゆと(ひか)→やま(ゆと)→いの(あり)→やぶ→たか→ひか→けと→あり→いのちね→ありゆと→やま→ちねいのあり→ゆとひか→やま→ゆと→やぶ→ひか

真剣SUNSHINE(全員出演コーセーサンカットCMソング)
いのたか→あり→ひか→ゆとちね→やぶ→けと→やま→いのあり→やま→いの→たか→やま→あり

Fantastic Time(アニメタイムボカン24主題歌)
やま→やまひか→ちね→ちねゆと→やぶいのけと→いの→ありたか→あり→やまちね→やまけといのやぶひか→ゆとちねありたか→たか→ひか→あり→ちね→やま→ちね→ゆと

Give Me Love(やま主演ドラマカインとアベル主題歌)
ゆと→やま→ありちね→やまあり→ゆとたかひか→いの→やぶ→やま→あり→ちね→やま

OVER THE TOP(アニメタイムボカン24主題歌)
やぶやま→ゆやちね→ひかゆと→いのありけと→ゆと→けと→ちね→やぶ→ひか→たか→いの→あり→やま

Precious Girl(全員出演コーセーフォーチュンCMソング)
ありたか→やぶひか→いのゆと→けとちね→やま(けと)→やぶひか→いのあり→やまちね→やま

 

何が起こったのか、ここからはいきなりほぼ全ての楽曲に全メンバーが関わることとなる(ギミラだけ、惜しい!!圭人さん…2番のサビにソロパート回されました。まあ、ギミラはミディアムテンポだからあまり細かくパート割できないので致し方ない(それでも誰かとペアで歌うとか何とかなんなかったんかい…と小一時間))Chau#と両A面だった我Iは、ユニゾンで歌うところがなく(少々のラップはあれど)全員歌い尚且つソロを重んじたパート割としてこれまでにない実験的な楽曲となった。キミアトでは上手くパートを刻んで(ここ1人でも歌える長さですよね…というところを4人で掛け合いしてみるなど、パートの長い短いはあれど全員がパートを持つことに拘っているようにも思える。ユニゾンを積極的に取り入れてサビまでに全員にスポットライトが当たるようにしているところも最近の特徴と云えよう。よって仮説である『圭人さんは近頃歌の「1番」を任されているため以前よりもTVに映る回数が多い』は結果、実証された。そしてこれは圭人さんだけでなく、(全ての楽曲に自パートがある山田さんは除くが…山田さん最強説)他メンにも同様のことが言えるという結果となった。

 

【その他特筆すべき点】

・歌い出し問題

デビュー曲は裕翔さん。それから俗に言うセンター交代劇があり、暫くはラップ始まりなどを除く殆どの楽曲で山田さんが歌い出しを担当していたことが分かった。転機はAino Arika。ドラマ主題歌ということもあるがいのひかが歌い出しを担当。(この楽曲も愛すれば〜との両A面なので、我I同様両A面のどちらかを実験的な作品にしているのか?という妄想が捗る)そこから山田さん以外のメンバーから始まることが多くなった。それまで名実共に絶対的エースに頼りきりだったグループだが、他メンの活動も増えてきていた時期と重なる。10000字インタビューでも語られていたが、一人一人が山田くんの負担をなくそうと努力した過程であり結果がこのパート割に表出されていると感じる。代わりに山田さんはサビ前のBメロの締めや落ちサビを担当することが多くなった。最後に登場する安定のラスボス感が今の山田さんには相応しい。全員歌って最後にきっちりまとめるエース。9人のグループであることの意義が歌でも感じられるようになったのはとても喜ばしいことである。

 

・干され期について

ゆと→OVER〜Magic Power

これについてはただの偶然かも。ただ二曲ぽっかり穴空いていたので気になった。

いの→DCT〜SUPER DELICATE
伊野ちゃんに関しては理由は明確。大学(2009.4入学〜2013.3卒業)との両立のためだろう。DCT〜真夜中までは2008年だが、高校の方も忙しかったのだろうし入試の準備もあったのだと思う。卒業してからはパート割の方でもメキメキと頭角を現している。

けと→UMP〜Chau#

圭人さんは初期の干されは単純に実力不足、だけれどもカモナやRWMで努力が認められ、パートを少しずつではあるが増やそうとしていた。

だがしかし!Aino Arikaからまた暫く停滞するではないか…(ウイークエンダーも一言だし)これは【タイアップ連動期】の最後に書いた通り、ある理由がふと思い浮かぶのだけれど…人によっては聞きたくない話だと思うので別記事にしようと思う。ちなみに、薮さん、高木さんも同じ理由でChau#近辺干されていた可能性があるのではと考える(2人とも今までの貢献度に比べて明らかにパートが少なかったり無かったりする)おおよそ予想がつくと思うが、この話はまた後日に。

 

 

もう6000字を超えてしまってここまで読んでいる貴方には生写真の一枚でも差し上げたい気分になってくる。久々に色々調べて我流ではあるが分析してみたら、少ない脳みそをさらに消費することとなってしまい30overはヘトヘトOVER(語尾にOVERを引きずっている)しかし、圭人さんがTVによく映るようになったという仮説が実証されたことは勿論、JUMP 全体を見ても山田くん1人に(いや、この表見るとちねたんも初期から結構頑張っていた)おんぶに抱っこ状態に危機感を感じ一度カモナで全員売りを図ったが色々と重なり頓挫、RWMで「新しい道を作ればいい」と心機一転を歌詞に掲げ、歌い出し担当を多様化するなど型にはまらない方針で進んだところでChau#でのJUMPの可愛さに世間が気付き始めた瞬間をチャンスと捉えキミアト(思えばこの曲の「君はNo. 1」は秀逸だ。一人一人が台詞を言うことで全員が認識されるし個性も出る。取り入れた人(作詞の方なのかな…運営陣?)天才)からリベンジ全員売りを果たしたJUMP運営陣には足を向けて眠れないということはよく分かった。一人一人の人気度やその時の仕事量、どのような立ち位置だったのか、どの方向性でJUMPを売り出すのか。パート割を紐解くとJUMP の“今”が見えてくる。あと10日ほどでベストアルバムが発売されるが、今回パート割を意識したことで、その当時のJUMPをより深く想像しながら楽曲を聴くことができるかもしれない(PVもしかり。恐らく沢山映る人とそうでない人がいるはずだ。この頃のJUMPってこんなだったんだなぁ…圭人全然映んないなぁ…とノスタルジーに勝手に浸りたい)こんなところに注目するヲタもあまり居ないかもしれないが、これからの楽曲のパート割にも眼を光らせておきますので、ヲタがギョッとするようなパート割よろしくお願いしますJUMP運営陣様!!(7000字超えた爆)

 

余談(の薮)

TV披露されたロミジュリを見てみたらf:id:echichi56:20170714215443p:image後ろ6人只のバックダンサー……これタンスの角に足の小指ぶつけるくらいの衝撃だったわ…。こんな時代からよく9人全員が輝くJUMPになったよ。いろんな歴史があるから今もの凄く魅力的に感じるんですよね、きっと…!